年齢に逆らえない、聴力

加齢性難聴とは年齢とともに聴力が低下する現象で、音を電気信号に変える内耳の感覚細胞が年齢と共に減少していくことが原因とされます。

一般に聴力は40歳代から衰え、75歳以上の半数が聞こえにくさを感じるとされています。 

聴力は加齢とともに低下し、聞こえにくさが進むと、認知機能の低下や社会的孤立につながる可能性があります。

特に、高齢者の難聴は認知症リスクを高めるとされ、早期の対策が重要です。

著名な耳鼻咽喉科医であるマイケル・D・セイドマン博士は、豊富な臨床経験と研究によって、適切な栄養とライフスタイルの選択を組み合わせた総合的なアプローチを用いることで、難聴の進行を遅らせるだけでなく、場合によっては回復させることも可能と主張しています。
博士のこれまでの研究から、次の4つのポイントが明らかになっています:


  1. 加齢に伴う機能の低下は、年齢を重ねるごとに徐々に進行する 
  2. 聴覚を担う神経がある蝸牛(かぎゅう)への血流は、加齢とともに減少する
  3. その結果、聴覚の感度も低下する 
  4. 年齢を重ねると、体内でフリーラジカル(酸化を引き起こす物質)の発生が増える一方で、それを抑える抗酸化物質の量が減少し、聴力の低下につながる


このような変化を理解し、適切な対策を取ることが、加齢による難聴の進行を防ぐ鍵となります。

博士の著作に基づく十種類のサプリメントを、順番に紹介していきます。※


※マイケル・D・セイドマン博士は、耳鼻咽喉科および神経耳鼻科手術の専門医です。 アメリカ耳鼻咽喉科学会・頭頸部外科アカデミーから、臨床実践者優秀賞を授与されています。 また、ミシガン州知事から聴覚問題に関する医療委員会の監督に任命され、国防総省と協力して米国軍人の聴覚障害に関する相談を行っています。
※Michael D. Seidman MD FACS and Marie Moneysmith, "Save Your Hearing Now"(2007).


1.アルファリポ酸(ALA)

強力で多用途な抗酸化物質であるALA は、聴覚系に害を及ぼすフリーラジカルによる損傷を中和することができます。

 

2.アセチル-L-カルニチン(ALC)

この成分はミトコンドリアの適切な機能に重要であり、聴覚系の大部分が集中する神経系と脳の健康をサポートします。

 

3.グルタチオン 

聴力に悪影響を与えるフリーラジカルのダメージを防ぐ重要な要素であるグルタチオンは、さまざまな汚染物質の影響も最小限に抑えます。

 

4.コエンザイムQ10 (CoQ10)

この極めて重要な抗酸化物質は、ミトコンドリアを保護し、聴力も保護します。また、細胞エネルギーの生成にも役立ちます。

 

5.ビタミンB群

体内で文字通り何百もの役割を果たす栄養素のグループであるビタミンBは、神経系と聴力に特別な親和性があります。

 

6.レシチン

この物質は健康な細胞膜に不可欠であり、博士独自の調査では、加齢に伴う難聴を防ぐ効果があるとしています。

 

7.N-アセチルシステイン (NAC)

解毒作用で最もよく知られているアミノ酸であるN-アセチルシステインは、内耳の損傷した有毛細胞を修復する働きも実証されています。

 

8.ケルセチン

果物や野菜に含まれるバイオフラボノイドであるケルセチンには抗酸化作用があり、聴力を損なう可能性のあるフリーラジカルによるダメージに対する強力な解毒剤となります。

 

9.レスベラトロール

赤ワインやブドウに含まれるこの化合物は、強力なアンチエイジング武器と考えられており、騒音暴露によるダメージから保護します。

 

10.亜鉛

ミネラルに分類される亜鉛は、免疫システムのサポートなど、体全体の何百ものプロセスに関与する重要な抗酸化物質です。亜鉛は内耳と目に最も多く存在し、聴覚にも関与しています。

 

当店のおすすめ

当店には十種類のサプリメントすべてが揃っております。サプリメント選びの一助となれば幸いです。